※動画では手袋してませんが、使用の際は必ず手袋を着用して下さい。
最近、水垢とイオンデポジットが混ざっている人が増えています。
違いを知らない一般にして水垢と謳って間違った人が多く、プロ?のはずでも間違った内容を発信している方が多いので注意が必要です!
間違った対処をする事で、酷い被害を与えてしまう事も多いので、これを機にしっかりと覚えておいて下さい。
左が水垢で右がイオンデポジット!!
正しい知識で違いを見て、正しい除去方法と予防法を身に付けましょう。
・特徴と違い・
水垢はドアノブやサイドミラー下・バンパーやモールの隙間に出来る黒ずみです。
気づきにくいですが車全体にも水垢が付着して黒ずんだイメージになります。
エンブレム周辺の黒ずみも代表的な水垢です。
イオンデポジットはボディーの表面(特にボンネットやトランク・ルーフ)に、水滴跡の様に白い輪郭状やウロコ状に付着しています。
下記の写真の様に、洗車後の水滴を拭き取る時や、絞ったタオルで拭いた時にフワッと浮き上がってくるのもイオンデポジットの初期症状です。
こんなの見たことないの?
・それぞれの理由・
【水垢】
排ガスの煤や、大気中に浮遊する様々な汚染物質、洗車時の洗剤残りや流れ落ちたコーティング成分などが主な原因です。
その為、水が流れる箇所や溜まる箇所に発生しやすいのが特徴です。
頑固に放置されていれば削除が簡単であればなくなります。
【イオンデポジット】
水滴乾きが近くにあった、輪郭状やウロコ状の白いシミのようなイオンデポジット。
水に含まれる不純物が残るだけでなく、大気中に浮遊する弱アルカリ汚染物質などのイオン系の付着も大きな原因です。
ですので、塩カルを撒く地域や海岸近くなどは、特にこのような汚れが付着しやすくイオンデポジットが発生しやすいです。
さて、コーティングしたばかりなのにサイドだけ水が盛り上がった時は、この汚染が原因でイオンデポジットの初期症状が始まっていますので、早めの対処を心がけて下さい。
・簡単な見分け方・
【水垢】
黒ずみは基本的に水垢です。黒灰色・茶色が一般的です。
ボディー表面にも黒ずみとして発生しますが、モールやゴム類の隙間、エンブレム周りやバンパーの隙間などに頑固に付着しているのは水垢です。
ボディー表面に残った水垢はこんな感じ!!
黒ずみは水垢と覚えて忘れましょう!!
【イオンデポジット】
ボディー表面に付着した白い輪郭状、またはウロコ状のものはイオンデポジットです。
また、洗車後の水滴の拭き取り時などに浮き上がるものや、歪んだ水が残るのはイオンデポジットの初期症状です。
・それぞれの除去方法・
【水垢】
コンパウンドなどで物理的なアプローチも効果的ですが、傷や施工箇所だけ肌面が変化してしまう事が多いので、アルカリ系で分解する方が安心です。
水垢除去製品はDr.ケアコレの2シリーズのアイテムをご覧ください。
【イオンデポジット】
酷くなると除去が可能な、物理的な研磨など一般的ですが分解除去にはロングセラーで実績のある3シリーズのアイテムをご利用下さい。
また、絞ったタオルなどで拭いたときにフワっと浮き上がる初期症状の段階であれば簡単に除去が可能ですので、発見したら早めの対処を心がけて下さい。
洗車用タオルが勢揃い!
Yes!No!はプロ用マイクロファイバータオル製品を中心に様々な形状・用途の車両管理製品を開発・販売しています。
!